自然塾敷地内~1月編~
絶対寒い!
敷地内のあかがえるの池でバシャバシャと音が。
覗き込むとヤマガラが水浴び中!
この日は池の半分が凍るほどの冷え込み。
絶対寒いだろうな~。
でも野鳥にはそんなの関係ありません。
夏の暑さゆえに水浴びをするのではなく、
羽の汚れを落とすために水浴びをするのです。
そうと分かっていても、見ているだけで寒くなってしまいます。
小田貫湿原~1月編~
足音を探す
春の足音が聞こえてきた、と言われますが、
今の季節は春の足音を目で探します。
例えば植物だと、芽吹くのを我慢していた冬芽が
開いたり、野草の新芽が足元に顔を出していたり。
意外と気づいていないだけで、春はもうすぐそこまで
来ているかもしれません。気が付いていないだけ。
生き物でにぎわう季節が楽しみですね♪
小田貫湿原~12月編~
耐えるのみ
私達は寒い時、
たくさん着込んだり、
暖房をつけたりすることが出来ますが、
野生の生き物たちはそうはいきません。
種類によっては冬用の毛に生え変わるなどの種類もいますが、
植物は移動することすらできません。
生えた場所がどんなに寒くなっても、耐えるだけ。
野生の世界は厳しいとつくづく感じます。
自然塾敷地内~12月編~
再会
木々の葉が落ちて、野鳥観察の季節がやってきました!
中でも観察しやすいのが、ジョウビタキ!
ジョウビタキは縄張り意識が強いので、
他の野鳥に比べると近づいてもあまり逃げません。
それに、他のジョウビタキに縄張りを主張するためなのか、
意外とわかりやすい位置にとまっていることが多い印象があります。
ここ最近では芝生広場横の野外ステージ周辺でよく見かけます。
野鳥観察、挑戦してみてはいかがですか?
田貫湖畔~12月編~
彼らのために
近づくと自ら近づいてくるヒドリガモ。
田貫湖ではしばしば彼らに餌付けをする人がいます。
その行動は、彼らを苦しめることに。
ヒドリガモは、冬だけ田貫湖にやってくる冬鳥です。
田貫湖を旅たち、シベリアなどに帰っていくのですが、
そこでは食べ物を与える人はいません。
今この場所で人から物を与えられることに慣れてしまうと、
彼らは野生の中で生きていくことが出来ないかもしれません。
今一度、行動を改めないといけませんね。
田貫湖畔~10月編~
美しいことに変わりはない。
今田貫湖はいたるところで、
セイタカアワダチソウが咲き乱れています!
とても美しい花の姿に感動してしまいます。
でもこの植物は嫌われ者でもあります。
その理由は、外来種だから。
でも、厳しい野生を一生懸命生きている美しい命には変わりありません。
それでも時には駆除をしなければならない時もあります。
無罪な命を奪う、辛い思いをしないためにも、
これ以上外来種を増やさないことが、私達に出来ることですね!
自然塾敷地内~10月編~
元気に長生き♪
ヒョウ柄が美しいキタテハ。
秋によく見かけるチョウの一つですが、
このチョウは何と冬眠するのです!
落ち葉に紛れて冬眠をします。
でも、これ以上羽化などの変態や脱皮をしないので、
ハネが破れてしまうと戻ることはありません。
もし出会ったら、そっと見守ってあげてください。
小田貫湿原~10月編~
この場所は誰にも渡さない!
木の梢でモズが大きな声で鳴いていました。
モズは性別を問わず、この季節に
一匹ずつ縄張りを作ります。
このモズは、この場所は自分の縄張りだと
主張するために大きな声で鳴いていたのです。
この日は小田貫湿原でも、田貫湖畔でも鳴いていました。
キィーという大きな声が聞こえたら、木の梢に
モズが止まっているかもしれませんね。
小田貫湿原~9月編~
戦略的に生きる
キセルアザミは虫たちに大人気!
チョウやハナムグリたちがミツを求めてやってきます。
そんな虫たちを狙って、肉食の昆虫も...
カマキリの仲間がキセルアザミの茎でじっとしていました。
もしかすると飛んでくるチョウなどを狙っているのかもしれません。
戦略的に生きるカマキリ。弱肉強食の世界です。
自然塾敷地内~9月編~
エゴノキの実が大好き!
ヤマガラがエゴノキの実を食べていました。
外側は苦いので食べずに種を割って中を食べます。
エゴノキは敷地内のあかがえるの池の近くに生えています。
ヤマガラはエゴノキの実が大好きなので、あかがえるの池に行けば
可愛い姿を観察することが出来るかもしれませんよ!