木道~3月編その2~
春に舞う虫
春に花の周りに集まる虫と言えば、何が思い浮かびますか?
多くの人がチョウの仲間たちではないでしょうか。
今回はこの小さなベニシジミに出会いました。
日本人はチョウの飛ぶ行動に対して、「舞う」という表現を使います。
「舞う」という言葉には「飛び回る」だけではなく「踊る」という意味も。
確かに花々の上をひらひらと飛ぶ姿は、踊っているように見えますね。
春に舞うチョウの姿、これからたくさん見られそうですね♪
木道~3月編~
ひなたぼっこ
晴れた日に外にいると、
太陽って暖かいな~と思います。
そう思っているのは、虫たちも同じ。
この日は、日の当たる木の幹にアカタテハがいました。
気持ちよさそうにひなたぼっこしていますが、
周りは虫を食べる鳥だらけ。
緊張しながらひなたぼっこしていると思うと、
野生を生きることは大変ですね。
私たち人間は恵まれているな~と実感します。
自然塾敷地内~2月編~
虫たちの冬
寒く厳しい冬。足元では花が咲き始め春の装いですが、
まだまだ寒い日々が続いています。
その寒い冬を乗り超えるための様々な戦略が虫たちにはあります。
卵やサナギで乗り越える種類。成虫で乗り越える種類も。
では、このミノムシは?
ミノムシは、ガの幼虫。特にミノガの仲間たちの幼虫がミノムシです。
つまり幼虫の姿で冬を乗り越えます。
種類ごとの違いを知るとより虫たちの世界はおもしろいですね。
木道~2月編~
あともう少し!
寒い冬の間、生き物たちはどこにいるのでしょうか?
ケヤキの樹皮をよーく観察していると、
クチブトカメムシを発見!
寒そうに脚をたたんで、春を待っています。
暖かい春まであと少し。
頑張れカメムシ!
木道~1月編その2~
動物探偵になろう!
森や公園に足を運んでも、なかなか動物たちには
出会えませんよね?
実際よく自然の中に足を運ぶ私たちでも
そう簡単には出会えません。
でも、動物がいた痕跡はたくさん!
例えばこのこんもりとした土。
これはモグラがトンネルを掘った時にいらない土を、
よいしょっと地上に押し出したものなのです。
他にも動物の足跡や糞など、田貫湖周りは痕跡だらけ。
探偵気分でお散歩するのも楽しいですよ。
不思議な痕跡を見つけたら、自然塾スタッフに聞いてくださいね!
自然塾敷地内 ~1月自然情報~
なんと!冬に花が咲いています。
狂い咲きという言葉を聞いたことがありますか?
本来咲くはずの季節とは違う時期に花を咲かせてしまうことです。
このアシタカツツジも、本来春に咲くはずの植物。
こんなに寒い季節でも花を咲かせることがあるのですね。
先日名古屋では、サクラが狂い咲きしたそうです。
お散歩していると、こんな植物の不思議に
出会うことができるかもしれませんね。
自然塾敷地内~8月編~
怖いのは見た目だけ
スズメバチ!?いいえ、この昆虫はカミキリムシの仲間。
スズメバチそっくりですが、毒針はありません。
ただ、この模様を危険だと認識する生き物たちは、
きっと警戒して近づかないはず!
そう、それが彼らの身を守る作戦なのです!
2018年6月25日 自然塾敷地内
春をすぎて、チョウをよく見かけるようになりましたね。
よく見ると、模様が違ったり、羽ばたき方が違ったり。
種類が違うのがいろいろいます。大きさ、翅の色、などを覚えて
自然塾に来てもらえれば種類をお教えしますよー!!!
2018年6月5日 自然塾敷地内
ヤマボウシの花。実は白い部分は花びらではなく、
花を支える葉っぱのようなものです。
じゃあ花はというと、真ん中にある緑色の玉!
よーく見ると小さな花がたくさん咲いています。
近くでじっくり観察ことからわかることもありますね。
2018年1月10日 自然塾敷地内
起こしちゃってゴメンなさい!
冬を越すクモは、数か月を飲まず食わずで過ごします。
余計なエネルギーを使わないよう代謝を落とし、運動も控えます。
寒くない所に隠れているクモを見つけちゃったら、ゴメンね!
とそっと元に戻してあげてくださいね!