田貫湖畔~11月編~
季節を教えてくれる。
チョウたちは冬の間、どうしていると思いますか?
チョウにもたくさんの種類がいて、それぞれ色々な戦略で冬を越します。
寒い冬を、卵で越すもの、幼虫で越すもの、そして成虫で越すもの。
写真のテングチョウは、成虫で冬を越すチョウです。
そのため、冬のギリギリまで姿を観察出来て、
3月には活動を開始して、春に最初に見かけるチョウの一つ。
自然塾スタッフは、テングチョウの姿を見かけなくなると、
本格的な冬が始まったと感じ、越冬したテングチョウを見かけると、
春がやってきたなと感じます。
自然塾敷地内~11月編~
リンドウはなんでリンドウ?
秋の敷地内にはリンドウの花がたくさん咲いています。
林道にたくさん咲いているから、リンドウ?
実はそうではありません。
リンドウを漢字で書くと、竜胆!
リンドウの根は漢方にも使われるのですが、竜の胆のように苦い
ことからこの名がつけられたそうです。
小田貫湿原~11月編~
虫取り名人!
日に日に寒くなっていますが、トンボたちがまだたくさん
飛び回ってます。でもそろそろ減ってくるかな?
トンボは何を食べているのか。それは虫です。
特にハエやガなどを食べることが多いのですが、
なんと飛んでいる虫をキャッチして食べるのです!
まさに虫取り名人。トンボにとっては虫網など必要ないのです。