2012年– date –
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田貫湖畔2012年9月28日
したたかな戦略家!? 口を大きくあけたように咲いているのは「キバナアキギリ」。花の中にある蜜で虫を誘って、夢中になっている隙に花粉をくっつけます。 虫が花の奥へと進めば進むほど、花粉の付いた約(やく)が上から降りてくる仕組みになっています。 甘い蜜には巧妙なトラップが仕掛けられているんですね。 薄い黄色で穏やかな印象をうける花ですが、生きるためにしたたかな戦略を持っています。 みなさんも甘い罠にはご注意を!(2012年9月28日) -
自然塾敷地内2012年9月28日
ただいま、日向ぼっこ中! 歩いていると、じっとしているニホンカナヘビを発見! 彼らハ虫類は、自分で体温を保つことができないので、時々日向ぼっこをして体温調節をします。 太陽の光を浴びて、活動する準備をしているんですね。 こんなに堂々と姿を出していると、もちらん外的から狙われます。危険と常に隣り合わせだけど、生きていく為には重要なんですね。 もし見かけたら、そっとしてあげてね♪ (2012年9月28日) -
小田貫湿原2012年9月28日
秋到来! 澄み切った青空の下、秋風にたなびくススキ。日本人なら誰しもが好きな風景かもしれません。 かつて、ススキは日本人にとってなじみの深い植物でした。農村の近くにはススキを刈り取る茅場(かやば)と呼ばれる場所があり、葺(かやぶき)屋根や家畜の資料などに利用されていました。 ススキ野原とまではいかないですが、田貫湖周辺ではススキを含む素敵な風景を見ることができます。 ぜひ、遊びに来てください!(2012年9月28日) -
田貫湖畔2012年9月12日
紅白のミズヒキ 写真は、黒と赤のコントラストが綺麗な、「ミズヒキ」という植物。 名前の由来は、花の様子を紅白の水引にたとえて、その名がつきました。 花が閉じているところは、よく見かけるのですが、 開いているところはなかなか見れず・・・。 ちなみにミズヒキは、タデ科という植物の仲間。 日本人がよく食べる蕎麦とは、すごく近い仲間なんです。 よーく見て、花が開いてたらラッキー! きっと目立つと思うので、探してみてくださいね! (2012年9月12日) -
自然塾敷地内2012年9月12日
変な形にはワケがある! 写真は「ツリフネソウ」という植物。 綺麗な赤紫色に、変な形の花をつけます。 そして花の先のくるっと丸くなった部分には、虫を引き寄せるための、 甘い蜜が入っています。 でも丸まった花の奥にある密、なかなか取りにくそうですよね? ツリフネソウには、マルハナバチという決まったパートナーがいるんです。 マルハナバチは花の中に入り、蜜を吸う代わりに花粉を運んでくれます。 他の虫たちにはとられないような形の工夫だったんですね。 ちなみにツリフネソウ。人間がかじっ... -
小田貫湿原2012年9月12日
今、湿原がアツい! 湿原では、またしても花のピークを迎えています! 写真は「アサマフウロ」が一面に咲いている様子。 フウロソウの仲間の中でも、特に色が鮮やか! 夏から咲いていましたが、今が一番多い気がします。 その他にも、サワギキョウ、キンミズヒキ、キセルアザミなどなど。再び旬を迎えた小田貫湿原へ。みなさん遊びに来てください! (2012年9月12日) -
初冠雪!!
9月に入り、だいぶ涼しくなってきましたね。 田貫湖では日中はまだまだ暑いものの、 朝晩はかなり過ごしやすくなってきました。 秋の花や虫の声が、今見頃を迎えています。 そして今日、富士山で初冠雪が見られました! 富士山頂では秋を通り越して、もう冬がやってくるのですね。コレからどんどん白くなる富士山を見に、ぜひ田貫湖にいらしてくださいね。 ... -
夏から秋へ!!
みなさま 夏も終わりに近づき、田貫湖では秋の虫の鳴き声が たくさん聞こえるようになりました。 夏休みは本当にたくさんの方が、自然塾に来館してくれました。 本当にありがとうございます。 秋も、冬も楽しいイベントが目白押しです! 少しづつ涼しくなってきた田貫湖に、ぜひ遊びに来てくださいね! スタッフ一同、心よりお待ちしています。(2012年8月31日) ・夏のイベントの様子はコチラ ・秋のイベントはコチラ ・最近の田貫湖の生き物の様子はコチラ -
小田貫湿原2012年8月31日
クモは芸術家!? 秋になると、ジョロウグモの網があちこちで目立つようになります。 クモは秋になると大人になります。そして、たくさんの餌を食べて交尾や産卵に備えるのでしょう。網はひっかかるとイヤなものですが、人間にとって嫌な虫を取ってくれたりもするから、中々憎めないですね。 クモにとっても、生きるために苦労して編み出した作戦なのです。クモの種類によっては、巣の形も様々。 この秋、芸術的なクモの巣を見つけるのもいいかもしれませんね! (2012年8月31日) -
自然塾敷地内2012年8月31日
ヌルデの花は危険な香り!? 花だけ見るとなかなかピンときませんが、写真は「ヌルデ」の花です。 意外にも小さく可愛い花をつけますが、触る時は注意が必要です。。ヌルデはなんと言ってもウルシの仲間。 なので触ったり、近づくだけでまれにかぶれる人もいるんです。 ただヌルデは、染物に使われたり、木材として活用されたり、薬を取ったり。 危険なものを活用していく、昔の人の知恵はすごいですね。 木道を歩く際は是非ご覧ください! (2012年8月31日)