小田貫湿原– category –
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小田貫湿原2013年1月11日
生命力 日影で凍った湿原。 夏や秋と違い、足が遠のいてしまいがちですが、 健気に生きる生き物もたくさんいるんです。 写真は寒さに耐える「ナギナタコウジュ」。 動けない植物は、寒くても熱くてもじっとその場を離れません。 そして、子孫を残すため一生懸命生きているのです。 その証拠に、匂いを嗅ぐと独特な匂いがしますよ! 冬の湿原、朝日とともに出かけてみてはいかがでしょうか? (2013年1月11日) -
小田貫湿原2012年12月26日
足跡はしっかりと! 雪の上にはしっかりと残っている、動物たちのいた証拠!寒い冬でも動物たちは、頑張って生きています。 この足跡の正体は、リスの後ろ足。他にもたくさんの足跡が湿原には残っていました。 この時期、雪の上を探してみれば、動物たちの足跡を発見しやすいですよ! 人間が作った道でさえも、時間差では色んな動物たちも利用していたりと、足跡の様子から 動物たちの行動をみても面白いと思います。 (2012年12月26日) -
小田貫湿原2012年12月12日
氷の世界! 地面から突如飛び出る「霜柱」。これ実は、地面の中から出てきた水が凍ってできるんです。 地面の中にある水の姿なんて、普段なかなか見れないですよね。冬ならではの景色。 ざくざく踏みしめたり、柱の長さを競ったりして、お楽しみください♪ (2012年12月12日) -
小田貫湿原2012年11月28日
氷点下!! 田貫湖周辺は、日に日に冬の雰囲気を感じるようになってきました。 朝方、日陰になっている場所では氷点下になっているようで、足元には氷もちらほら見られる様になりました。 写真の葉っぱの上にも、氷がびっしり。湿原や田貫湖に氷が張るのももうすぐです。 冬支度を始めた自然をぜひ探しに来てみてください。(2012年11月28日) -
小田貫湿原2012年11月10日
地味な花!? 季節はずれの線香花火のように咲いていたのが、「ノダケ」の花。 この時期は地味な花をつける植物が多く、見つけるのもなかなか難しいですよね。 湿原の花もピークを過ぎ、目立つ花は少なくなりましたが、植物たちにとって、ライバルが少ないチャンスの時期でもあるんです。 栄養の少ない冬は、目立たない花を咲かせることで、使うエネルギーを節約します。 ライバルがいない分、花があるだけで目立つんですね。 生き物たちの適応する力。そんなこ... -
小田貫湿原2012年10月30日
木陰に輝くルビー まるでルビーのように輝く赤い実。ツルリンドウと言います。 花が少なくなってきたこの季節。赤い実をつける植物がたくさんいます。 あえて目立つことで、鳥や動物たちにタネを運んでもらっているんですね。 ツルリンドウは実もきれいですが、花も可憐で人気があり、夏から秋にかけて、薄い紫か白色の花を咲かせます。 木陰に生え、姿を隠していることも多いので、ぜひ探してみてください!(2012年10月30日) -
小田貫湿原2012年10月12日
ラッキョウ?ニンニク? 秋を彩る草花が咲き終わった湿原で、ひときわ目立った花を発見!名前を「ヤマラッキョウ」と言います。 紫色のきれいな花もさることながら、葉っぱにすごい特徴があるんです。葉をちぎったり、踏みつけたりすると、にんにくのような強烈な臭いが!! 名前の由来とは直接関係ないですが、あたり一面漂うその匂いに、 ビックリすること間違いなしです。 チャンスがあれば、こっそり試してみてもよいかも・・・。 (2012年10月12日) -
小田貫湿原2012年9月28日
秋到来! 澄み切った青空の下、秋風にたなびくススキ。日本人なら誰しもが好きな風景かもしれません。 かつて、ススキは日本人にとってなじみの深い植物でした。農村の近くにはススキを刈り取る茅場(かやば)と呼ばれる場所があり、葺(かやぶき)屋根や家畜の資料などに利用されていました。 ススキ野原とまではいかないですが、田貫湖周辺ではススキを含む素敵な風景を見ることができます。 ぜひ、遊びに来てください!(2012年9月28日) -
小田貫湿原2012年9月12日
今、湿原がアツい! 湿原では、またしても花のピークを迎えています! 写真は「アサマフウロ」が一面に咲いている様子。 フウロソウの仲間の中でも、特に色が鮮やか! 夏から咲いていましたが、今が一番多い気がします。 その他にも、サワギキョウ、キンミズヒキ、キセルアザミなどなど。再び旬を迎えた小田貫湿原へ。みなさん遊びに来てください! (2012年9月12日) -
小田貫湿原2012年8月31日
クモは芸術家!? 秋になると、ジョロウグモの網があちこちで目立つようになります。 クモは秋になると大人になります。そして、たくさんの餌を食べて交尾や産卵に備えるのでしょう。網はひっかかるとイヤなものですが、人間にとって嫌な虫を取ってくれたりもするから、中々憎めないですね。 クモにとっても、生きるために苦労して編み出した作戦なのです。クモの種類によっては、巣の形も様々。 この秋、芸術的なクモの巣を見つけるのもいいかもしれませんね! (2012年8月31日)