田貫湖ふれあい自然塾では1月13日、「日本の伝統行事どんど焼き」を開催しました!
地方によってはとんど焼きやさいと焼きなど、様々な呼び名がありますが、
田貫湖がある富士宮市では、どんど焼きと呼ばれています。
まずはどんど焼きとは何か、クイズを交えて紹介!
みなさん積極的に手を挙げてくれました。
「どんどん燃えるからどんど焼きって言うんだね。」
「えー!昔はお地蔵様も燃やしちゃったの!?」
驚きの連続だったようです。
どんど焼きについて詳しくなってもらったところで、
まずは餅花を作ります。
餅花は小正月、つまり今でいう1月15日に飾ると縁起がいいとされるもので、
願いを込めた形のお餅を作り、ミズキの枝などにさして飾ります。
例えば、豊作を願ってニンジンの形、商売繁盛を願って小判の形など。
本来は願いを込めますが、子供らしい発想で様々な形のおもちが出来上がりました!
中にはアニメのキャラクターもいました(笑)
できたお餅は蒸してから、枝に刺します。
蒸している間に、いよいよどんど焼きの準備!
三ツ又へ刺すコツ、アルミホイルの包み方などを教わり、準備ができた人から外へ!
組まれた正月飾りについに火が灯されます。
みるみる大きくなっていく火。
「こんなに大きな火初めて見たー!!」
「離れてるのにすごい熱いね!」
様々な感想が聞こえてきました。
高く組まれたお飾りが崩れ、安全に近づくことができるようになったら、
どんど焼きを開始します。
安全に近づけるようになったとはいえ、やはり火は熱いし怖い。
子供たちは熱さに耐えつつ、顔を引いて団子を焼いていました。
団子を包んだアルミホイルが焦げたら、もう食べごろ!
室内に戻り、焼き立てのお団子を好きな味付けで、いただきます!
「美味しい!」
「おなか一杯だよ。」
満足していただけたようです。
そして、食べ終えたころには先ほど作った餅花が蒸しあがりました!
早速ミズキの枝に刺していきます。
中には我慢できずに食べてしまっている子も(笑)
美味しく蒸しあがっていたようです♪
日本の伝統行事、無病息災を願って行うどんど焼き。
今回参加してくださった方々が、一年健やかに過ごせますように。