自然と暮らしの講座~秋を科学してもみじを食べよう!~(11月17日実施)

紅葉美しい秋晴れのたぬき湖で、秋を満喫しちゃいました。

 

秋のさまざまな自然を科学した後には、もみじにちなんで
もみじ肉を食べようというこの企画。

 

前半は田貫湖湖畔をのんびり歩き、色づく葉っぱやどんぐり、
長旅をしてきた水鳥たちなどを楽しみました。

 

そして、後半は「もみじ」を食べる。
「もみじ」ってなんのことかわかります?
そう、シカ肉のことです。
昔(明治時代に入るまで)は肉食が禁止されていたので、
シカ肉といわず、もみじと隠語で呼んで隠れて食べていたとか。

 

ではなぜ、今回の企画でシカ肉を食べたのか?
じつは富士山ではシカが増えすぎて、食べ物がなくなり、
木の樹皮やいろんなものをかじって、森が大変な状況になってきています。
その森を守るために、今回ご案内したちょびひげは、猟師もしています。
つまり、シカの命をいただいています。
そのことについては、さまざまな考えがあると思いますが、
せっかくいただいた命。無駄にはしたくないということで、
腕を振るい、みなさんに食べていただいたというわけです。

 

お味は…
「うまーい!!」と皆さん口をそろえて大満足。
いろんな料理を食べ比べましたが、
どれもおいしいと感想をいただきました。
シカに限らず、僕らが口にしているものはすべて命。
その命をいただいているという感謝の気持ちを忘れたくないですね。

 

6回目の自然と暮らしの講座は無事終了。
次回はくんせい講座。2月にまたお会いましょう。
参加してくれたみなさん、ありがとうございました!!
(スタッフ:ちょびひげ)