小田貫湿原– category –
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小田貫湿原2013年11月10日
冬鳥 この鳥を見ると、いよいよ冬がやってきたなと思ってしまいます。 名前は「ジョウビタキ」。冬になると遥々シベリアから飛んできてくれるんです。 これから3月頃までは、田貫湖周辺で見られます。人懐っこいのか、結構近くまで来てくれたりしますよ! オレンジ色の鳥を見かけたら、シャッターチャンスです!(2013年11月10日) -
小田貫湿原2013年10月24日
シカるべき対策を! リョウブの幹の皮がめくれている??これは、シカのしわざです。 冬、草がなくなってくると、樹皮をかじってしまいます。時には樹を枯らしてしまうことも!! 富士山では今シカが増えすぎて困っています。「シカたない」では、すまされません。(2013年10月24日) -
小田貫湿原2013年10月10日
田貫湖に麒麟? 秋に見られる代表的なお花。その名も「アキノキリンソウ」と言います。 昔は道端のいたるところで見られたそうですが、土地開発や外国からやってきた植物の影響で、見られる場所も限られてきました。 漢字で書くと「秋の麒麟草」。麒麟は動物のキリンかと思いきや、同じ植物の「キリンソウ(黄輪草)」から来ているそうです。何だ紛らわしい名前ですが、見かけたら動物のキリン同様、可愛いがってあげてくださいね。(2103年10月10日) -
小田貫湿原2013年9月27日
ウシノヒタイ!? 色・形がとってもかわいらしいこの花は、「ミゾソバ」といいます。この時期、水気の多い湿原などでよく見ることができます。 ソバの実に形が似ていることからこの名がついているのですが、別名で「ウシノヒタイ」とも呼ばれています。 実は、葉っぱの形が牛の顔に似ているんです。花だけでなく葉っぱも見てみると面白いですよー。 (2013年9月27日) -
小田貫湿原2013年9月11日
マルハナバチの友達!? 写真は「ツリフネソウ」という植物です。なんとも変わった形をしていますよね。 春にタネから目を出し、秋に花をつけ、その年のうちに枯れてしまう一年草と呼ばれる花です。くるんと丸まった花の先には蜜があり、人が吸っても甘いみたいですよ。 そしてたくさん咲いている群落を観察していると、必ずある昆虫がやってきます。「マルハナバチ」。何もしなければ決して刺したりしないハチさんなので、是非一緒に観察してみてください。 (2013年9月11日) -
小田貫湿原2013年8月28日
湿原を彩る紫色 湿原では、ただいま紫色の花達開花中!この花は、本州中部の限られた場所でしか見られず、浅間山周辺に多いのでアサマフウロと名前が付きました。 開花時期は10月ぐらいまで。花が咲き終わっても、葉が紅葉するのも楽しめるんですよ! 湿原の花の見ごろなシーズンも残りわずか。ぜひ可憐な花達を見に足を運んでみませんか?(2013年8月28日) -
小田貫湿原2013年8月9日
シシウド 夏といえばこの植物!「シシウド」です。ウドに似ているのと、大きい様をイノシシに例えてついたそうです。 人があまり利用することがないのでピンとこないかもしれませんが、夏の間、一ヶ月以上も花を咲かせ続けてくれます。 よーく花を見てみると、沢山の小さな花が集まっていできているのがわかるのですが、ひとつの花の寿命は一週間程度と決して長くありません。 小さい花達は時期をずらせて咲くことで、虫や鳥達にいつでも満開で咲いているように見せる工夫をしています。 &nb... -
小田貫湿原2013年7月31日
巧妙な作戦! ツツジの仲間「ホツツジ」。その蜜を飲んでいる「マルハナバチ」をパチリ。 蜜を飲むと同時に受粉のお手伝いをしています。 ハチの口元をよーく見てみると、ストローのような形をしています。 ホツツジの変わった形の花には、きっと長い口を持った虫を狙って進化したんですね。 花の形や色は虫の視点で作られていることが多いそうですよ。 みなさんも観察してみてください! (2013年7月31日) -
小田貫湿原2013年7月10日
変な名前!? 1年で1番湿原が賑わう季節がやって来ました! 湿原では、初夏から秋にかけて沢山の生き物がやってきます。その中でも目立つのが、色とりどりの花たち。 写真は「クサレダマ」と言います。名前だけ聞くと、なんだかかわいそうに聞こえてきますが、実際は「腐れだま」という意味ではないのでご安心を。 「レダマ」という樹木に似ていることから、「草レダマ」と呼ばれるようになったそうです。 他にも紹介したい植物がたくさん!平地に比べると多少涼しいので、ぜひ足を... -
小田貫湿原2013年6月25日
今がチャンス! 一際目立つピンクの花を見つけました!名前を「シモツケ」と言います。 梅雨のこの季節は、辺りを見渡せど白い花や地味な花ばかり。そもそも花の数が少ないんです。 ではなぜシモツケだけが目立つ花をつけているのか?そもそも花は子孫を残すために咲き、目立つことで虫をおびき寄せます。 しかし梅雨は雨が多く、花や虫たちにとっては過酷な季節。そんな逆境をチャンスと捉え、シモツケは頑張っているんですね! 湖畔や湿原で見かけた時には、ぜひそんなこと...