自然情報– category –
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小田貫湿原~2月編~
動物が多いということは... 「田貫湖の周りに、イノシシっているんですか?」 たまに聞かれる質問です。 田貫湖の周りにイノシシは、います! 見てくださいこの写真。明らかに何かが通った道のようなものがありますね。 ここは、イノシシが通った道なのです。 田貫湖周りにはタヌキやシカ、天然記念物のカモシカなど、 たくさんの動物が田貫湖周りには暮らしています。 それだけ豊かな自然が田貫湖周りには残っています。 田貫湖周りでの生き物探し、楽しんでくださいね! -
田貫湖畔~2月編その2~
ホトケノザの真実 この花を咲かせた植物、ホトケノザ。 ホトケノザといえば春の七草のひとつ。それがこの植物!と、 言いたいところですが、このホトケノザは春の七草とは違います。 春の七草のホトケノザは、コオニタビラコという別の植物を指します ややこしいですね。植物に限らず、生き物たちには 別名や地方名というものが数多く存在します。 別名にも歴史や地域ごとの文化などが隠されています。 生き物の名前、奥深い世界ですね。 -
自然塾敷地内~2月編~
虫たちの冬 寒く厳しい冬。足元では花が咲き始め春の装いですが、 まだまだ寒い日々が続いています。 その寒い冬を乗り超えるための様々な戦略が虫たちにはあります。 卵やサナギで乗り越える種類。成虫で乗り越える種類も。 では、このミノムシは? ミノムシは、ガの幼虫。特にミノガの仲間たちの幼虫がミノムシです。 つまり幼虫の姿で冬を乗り越えます。 種類ごとの違いを知るとより虫たちの世界はおもしろいですね。 -
木道~2月編~
あともう少し! 寒い冬の間、生き物たちはどこにいるのでしょうか? ケヤキの樹皮をよーく観察していると、 クチブトカメムシを発見! 寒そうに脚をたたんで、春を待っています。 暖かい春まであと少し。 頑張れカメムシ! -
田貫湖畔~2月編~
見頃、そして食べ頃? 皆さんご存じタンポポがもう開花間近! 春になるといたる所で咲くこの植物。 実は食べられるってご存じですか? 天ぷらやおひたし、葉っぱはサラダで 食べることもできます。 中には干した根を焙煎して作られた、 タンポポコーヒーなる飲み物も! 春の風物詩を、見るだけではなく味わってみるのも いいかもしれませんね。 -
木道~1月編その2~
動物探偵になろう! 森や公園に足を運んでも、なかなか動物たちには 出会えませんよね? 実際よく自然の中に足を運ぶ私たちでも そう簡単には出会えません。 でも、動物がいた痕跡はたくさん! 例えばこのこんもりとした土。 これはモグラがトンネルを掘った時にいらない土を、 よいしょっと地上に押し出したものなのです。 他にも動物の足跡や糞など、田貫湖周りは痕跡だらけ。 探偵気分でお散歩するのも楽しいですよ。 不思議な痕跡を見つけたら、自然塾スタッフに聞いてくださいね! -
田貫湖畔~1月編その2~
生きるための追いかけっこ オオバンは水中に生えている水草を食べます。 そのためには潜って水草を採ってくる必要が あります。寒い中潜って水草を採る、自然の 中で生きることは大変だな~と感心していたら、 水草を奪おうと追いかけっこしている2羽を発見! 水草を奪うなんてずるい!そう思う人が多いかもしれませんが、 厳しい冬を乗り越えるための一つの“戦略”かも しれませんね。つくづく自然の厳しさを実感しました。 -
田貫湖畔~1月編~
田貫湖には毎年多くの水鳥が冬を越すためにやってきます。 カルガモやオオバンなどは基本毎日見られますが、 このカワアイサに出会えたら少しラッキーです。 スラっとした体形に細長く少し曲がったくちばしが特徴です。 あまり見かけることが少ないこの水鳥。 今年は休暇村富士正面のデッキ周辺にいることが多いですよ! -
自然塾敷地内 ~1月自然情報~
なんと!冬に花が咲いています。 狂い咲きという言葉を聞いたことがありますか? 本来咲くはずの季節とは違う時期に花を咲かせてしまうことです。 このアシタカツツジも、本来春に咲くはずの植物。 こんなに寒い季節でも花を咲かせることがあるのですね。 先日名古屋では、サクラが狂い咲きしたそうです。 お散歩していると、こんな植物の不思議に 出会うことができるかもしれませんね。 -
小田貫湿原~8月編~
優雅に舞うヒミツ♪ ヒラヒラ舞うチョウ。小さくうすい体に受ける風は相当なはず。 そんなチョウが綺麗に飛ぶことができるのは、 空飛ぶ魔法の粉「鱗粉」のおかげ!雨をはじいたり、 風の抵抗を弱めてくれます。 そんな鱗粉が作れちゃうチョウ、すごいな~!