自然情報– category –
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自然塾敷地内2012年9月12日
変な形にはワケがある! 写真は「ツリフネソウ」という植物。 綺麗な赤紫色に、変な形の花をつけます。 そして花の先のくるっと丸くなった部分には、虫を引き寄せるための、 甘い蜜が入っています。 でも丸まった花の奥にある密、なかなか取りにくそうですよね? ツリフネソウには、マルハナバチという決まったパートナーがいるんです。 マルハナバチは花の中に入り、蜜を吸う代わりに花粉を運んでくれます。 他の虫たちにはとられないような形の工夫だったんですね。 ちなみにツリフネソウ。人間がかじっ... -
小田貫湿原2012年9月12日
今、湿原がアツい! 湿原では、またしても花のピークを迎えています! 写真は「アサマフウロ」が一面に咲いている様子。 フウロソウの仲間の中でも、特に色が鮮やか! 夏から咲いていましたが、今が一番多い気がします。 その他にも、サワギキョウ、キンミズヒキ、キセルアザミなどなど。再び旬を迎えた小田貫湿原へ。みなさん遊びに来てください! (2012年9月12日) -
小田貫湿原2012年8月31日
クモは芸術家!? 秋になると、ジョロウグモの網があちこちで目立つようになります。 クモは秋になると大人になります。そして、たくさんの餌を食べて交尾や産卵に備えるのでしょう。網はひっかかるとイヤなものですが、人間にとって嫌な虫を取ってくれたりもするから、中々憎めないですね。 クモにとっても、生きるために苦労して編み出した作戦なのです。クモの種類によっては、巣の形も様々。 この秋、芸術的なクモの巣を見つけるのもいいかもしれませんね! (2012年8月31日) -
自然塾敷地内2012年8月31日
ヌルデの花は危険な香り!? 花だけ見るとなかなかピンときませんが、写真は「ヌルデ」の花です。 意外にも小さく可愛い花をつけますが、触る時は注意が必要です。。ヌルデはなんと言ってもウルシの仲間。 なので触ったり、近づくだけでまれにかぶれる人もいるんです。 ただヌルデは、染物に使われたり、木材として活用されたり、薬を取ったり。 危険なものを活用していく、昔の人の知恵はすごいですね。 木道を歩く際は是非ご覧ください! (2012年8月31日) -
田貫湖畔2012年8月31日
富士山シーズン到来!! 調査をしていると、湖畔越しにきれいな富士山を見ることができました! 夏は空気が熱せられて上昇します。 すると、それが雲となり、午後は冨士山をかくしてしまうことがほとんど。 それが秋になると、見える日が少し増えます。 そして、雪帽子をかぶった姿も少しずつ登場しますよ!!! 一回りも二回りも大きく見える富士山を、みなさまお楽しみに~♪ (2012年8月31日) -
自然塾敷地内2012年8月9日
見るだけじゃない夏の花! 夏でにぎやかな自然塾ですが、 にぎやかなのは館内だけじゃありませんよ。 自然塾の駐車場、入り口の周りを見渡すと、色とりどりの花々たちが! よーくみると中には食べられる花もあるんです。写真は、「ツリガネニンジン」。 かわいい花は、美味しい山菜に大変身。バター炒めが合うそうです。 しかし、残念ながら毎年出る数が少なく、食べてしまうにはもったいない。。。高さ1mにもなる立派な姿を、ぜひ見て楽しんでください!!(2012年8月9日) -
田貫湖畔2012年8月9日
老若男女に大人気!? 湿原を彩っていた「クサレダマ」が咲き終わったと思ったら、 今度は「キンミズヒキ」が沢山咲いていました。 きれいな黄色の花で、名前もなんだかオシャレ。 好きな人も多いのではないでしょうか? 花は冬になれば、動物や人によくくっつく実になります。 子どもの頃、よく投げて遊んだ人も多いのでは? 夏は大人に、冬は子どもに人気の花が、今湖畔でも湿原でも咲いていますよ。 ぜひこの時期に見に来てくださいね。 (2012年8月9日) -
小田貫湿原2012年8月9日
ジネンジョ発見!! 湿原にだって、意外な山菜があるんです。 写真は、「ヤマノイモ」の花。 ジネンジョと聞けば、ピンと来る人も多いですよね! 良く売られている「ナガイモ」は中国が原産の別物。 ジネンジョの方が、粘りが強く、おいしいんだとか。 でもなかなか売っているところはないので、自分で掘り当てるしか食べる手段がありません。花は意外とかわいくて目立つので、この時期目星をつけとくのもありかもしれませんね。 でもみなさん、くれぐれも採り間違いや、採る場所には... -
自然塾敷地内2012年7月25日
8月にアジサイ!? 田貫湖では、コアジサイから始まり、ガクアジサイ、ヤマアジサイなど、たくさんのアジサイが花を咲かせてくれます。 写真の花は「ノリウツギ」というアジサイの仲間の植物。 大抵のアジサイは、8月になると花が終わってしまいますが、このノリウツギは、長くいもので9月まで花を咲かせてくれます。 昔の人は、枝を楊枝にしたり、皮からとった粘液をのりとして使っていたことから、名前が付けられています。 一言にアジサイといっても、いろんな種類... -
小田貫湿原2012年7月25日
湿原は今が旬!! この時期の湿原には、大きくて目立った花をつけるものが多いですが、中でもひときわ目立って咲くのが、「コオニユリ」です。 大きな花にきれいなオレンジ色。これは決して人間を誘うためではなく、チョウを誘うためのもの。 花から突出したおしべの先端には、花粉がびっしり。しかも先端に少し触れただけで、くるくると回転しだします。 チョウがやってきて、ひとたび触れれば、体中に花粉がくっつく仕組みになっています。みなさんもユリの花粉が服について困った...