富士山親子キャンプ~野生動物編~(2019年11月23~24日実施)
『富士山親子キャンプ野生動物編』を11月23~24日に開催しました。
今回のテーマは自然の中で暮らす野生動物です。
11月とは思えない暖かさに包まれながら、静岡県内の親子6組15名が1泊2日のキャンプを満喫しました。
動物を調査する道具のセンサーカメラ(自動撮影カメラ)を使い、夜に活動する動物たちの撮影を試みました。
まず自然塾スタッフが足跡の見つけ方や動物の通り道(獣道)を紹介し、カメラを仕掛けるポイントを学びました。
その後、森へ行き動物たちが残した痕跡を探し、親子でどこに設置するかを相談しました。「ここに糞が落ちているよ」「この足跡はなんだろう?」など意識しなければ気付かない動物の痕跡を見つけることができました。
そして、翌日カメラを確認するとタヌキやコウモリなどの撮影に成功しました!
また、キャンプの楽しみと言えば夕食作りです。富士山のシカ肉を使ったカレーや鳥の巣に見立てたサラダなどを参加者全員で作りました。自分たちがつくった料理は格別のようで、
みなさんおなかいっぱいになるまで食べました。中には「嫌いなものが食べられるようになった!」と言うお子さんもいました。
その他にも火をおこして暖をとる、夜の星空を眺める、テントを建てて寝袋で寝るなどキャンプの醍醐味もたくさん体験することができました。
参加者からは
「オスのシカをみられてよかった!」
「大人も子供も興味がもてる内容だった!」
「動物のことをたくさん知れてよかった」
などの感想を頂きました。
本当にありがとうございました!
たぬきっこ森のようちえん~冬~(2019年11月16・17日開催)
2019年11月16日、17日(土、日)にたぬきっこ森のようちえん冬を開催しました。
今回が今年度最終回、一年があっという間に過ぎてしまいますね。
寒さに負けず、両日合計15組35名の親子が集まりました。
今回のテーマは、「森はおもちゃ箱!自然素材で遊べるおもちゃをつくろう!」。
この時期、歩いていると目にするたくさんの落ち葉や木の実、ドングリ。そんな森に落ちている自然素材を遊びながら拾い、おもちゃに大変身させて、たくさん遊んじゃおうという1日です。今回は<枝の釣り竿と葉っぱの魚>を作って森の釣り大会を楽しみました。
さて、まずは一緒に参加したみんなが仲良くなるために、
ずーみんとはるるが外あそびゲームを披露。
広場に元気な声と笑顔があふれました。
心と体がほぐれたところで、おもちゃの材料を拾いにいざ森へGO!
竿に使う枝と、魚に大変身する葉っぱを拾います。
どんな魚にしようかと考えながら探す子もいれば、
どんどん使えそうな葉っぱを集める子も。
葉っぱの集め方にも個性が出てきますね。
男の子たちは枝拾いに夢中です。
マグロも釣れそうなくらい大きな枝を集める子もちらほら…と思いきや、たくさん!(笑)
そして、思い思いに材料を拾って再集合です。
さあ、どんな竿と魚が出来上がるのでしょうか!
まずは枝をデコレーション!好きな材料を使って、世界に1本しかない釣り竿を作ります。
つづいて、葉っぱを使ってお魚作り。
中には葉っぱと葉っぱを貼り合わせてタコやヒトデ、アニメのキャラクターを作る子も。
子どもたちの自由な発想でたくさんのおもちゃが仕上がっていきます。
工作をしていると、気づくと大人のほうが熱中していることもしばしば。
子どもと一緒に本気で工作している時間、素晴らしいですね!
親も一緒に楽しむことは、たぬきっこ森のようちえんで大切にしたいことのひとつです。
そうして出来上がった釣り竿と魚たちで、みんなで釣り大会!
みんな大漁!!水槽いっぱいに魚が釣れていきます♪
自分で作ったおもちゃで遊ぶ楽しさをみんな味わえたようでした。
楽しい時間もあっという間。
わらべ歌と絵本の時間が終わると、もう終わりの会です。
子どもたちからは、
「葉っぱの魚つりが楽しかった!」
「枝をたくさん集めることが楽しかった!」
「最初のゲームが楽しかった!」
と、たくさんの感想を聞くことができました。
また大人からも様々な感想をいただきましたが、中でも印象に残っているのが、
「普段自然の中で遊ばせる機会が少ないので、自然の中でたくさん遊べてよかった。」
というお声。
住んでいる土地によっては、自然の中で遊ぶことって難しいですよね。
自然の中で子どもを遊ばせたいけれど、そんな場所も知らない…。
どう遊ばせたらよいかわからない…!という思う親御さん。
そんな時は、また私たちにお手伝いさせてください!
そして年長さんにとっては、たぬきっこ森のようちえんも卒園です。
年長さんにはひとりひとり卒業記念品をプレゼント。
成長が嬉しいような寂しいような、そんな複雑な気持ちになりますね。
そして、今年度最後のたぬきっこ森のようちえんも終了です。
みんなを見送っていると、こんな声が。
「この大きな枝を持って帰るんだ!!」
ニコニコしながら枝を持つ子、そして車に入るか心配するお父さん。
持って帰った後に、あの枝はどう大変身したのでしょうか。
そもそも、持って帰れたのでしょうか(笑)
さて、来年度もたぬきっこ森のようちえんは元気に開催します!
最近は技術が急激に進化していることに反比例するように、
自然に対しての興味が薄れていっています。
幼少期に自然や命と触れ合うことで、
他者への思いやりの心や、思考力、想像力が養われると言われています。
また、自然の中や自然物で遊ぶと、自然の価値に気づくことができます。
テストや数字では測れない能力を育むことができる。
それが自然体験なのです。
「自然の中でもっと遊ばせたい!」…そう思ったときは、ぜひまた遊びに来てくださいね!
そして、たぬきっこ森のようちえんを担当していたずーみんも今年度で主担当を卒業となります。来年度からは、ジョイこと吉川敦が担当いたします!
ですが、来年度もスタッフとしてずーみんは森のようちえんに来てくれますよ。
それでは今年度、たぬきっこ森のようちえんにご参加いただいたみなさん。
本当にありがとうございました!
たぬきっこクラブ~きこりになる~(2019年11月9日実施)
2019年11月9日(土)にたぬきっこクラブ~きこりになる~が開催されました。
大人気シリーズのたぬきっこクラブの新企画です。
今回はきこりの”まっつん”こと松尾さんに登場してもらい、
きこりのお仕事の紹介や木の切り方などを教えてもらいました。
実際に、松尾さんが管理している森を探検!
急な斜面を登り、山頂で森全体を眺めながら、
自然の地形に合わせて作業していることを実感しました。
みんなで力を合わせて木を切ることにも挑戦!
まずは松尾さんの切り方を見て、
ノコギリを使い木を切っていきました。
直径20㎝程の木もノコギリで切るのはとても大変です。
切った木を安全に正確に倒すため、木にくくり付けた
ロープをみんなで引っ張ります。
「せーのっ!」の掛け声で何回かロープを引っ張り
なんとか倒すことできました!
嬉しいお土産作りもありました。
丸太を切るところから始まり欠片になった木を磨いて
素敵なキーホルダーが完成しました!
その他にもきこりの作業道具の紹介や
どうしたらきこりになれるのかなどのお話しもあり、
充実した1日となりました。
参加者からは
「きこりは木を大切にしている仕事なのがわかった」
「自然の中で身体を動かして、作業できたのが気持ちよかった」など
様々な嬉しい声を頂きました。
次回は野外料理人になるです!
富士山の巨木の森を探検! ~のんびりハイキング~(2019年11月2日実施)
2019年11月2日、富士山の巨木の森を探検!
~のんびりハイキング~を開催しました。
今回は富士山の側火山の西臼塚とその周辺にある森を
ゆったり歩きながら秋の自然を満喫しました。
実ったタネを図鑑で名前をじっくり調べること、
双眼鏡を使って冬鳥を観察、
ブナやケヤキの巨木に出会いなど様々な自然に触れることができました。
また、茂ったコケに手を触れてみたり、
落ち葉を拾って太陽にかざしてみたりと自然の中で感性を磨くことも。
参加者も歩くことではなく、自然を観察することが目的だったので、
秋ならではの自然を楽しんで頂けたようです♪
参加者は「巨木をみることが出来てよかった」「ゆったりとした森歩きで楽しめた」
と笑顔で話してくれました!