田貫湖畔 2015年6月10日
田貫湖の湖畔を周回する歩道で、周囲は約4km。富士山の南西に位置する湖で、最大水深は8mあります。西側を天子山塊に接し、 キャンプ場の 草 地、植林地、雑木林の自然を楽しみながら歩くことができます。春には、カンヒザクラやソメイヨシノ、マメザクラなどの桜が咲き、エイザンスミレやニョイス ミレなど、様々なスミレ類も見ることが出来ます。また鳥類はカラ類、ヒヨドリ、ホオジロ、ウグイスなどが通年確認でき、水鳥も多く渡来することで有名です。
足元に目を向けて♪
湖畔を散策していると、写真のような葉っぱを良く目にします。
これは、オトシブミのお母さんが作った『ゆりかご』。
葉っぱの中には、卵が入っています。
葉っぱを丁寧に折り、卵を産んだ後は切り落として地面へ。
しかし、人はこの『ゆりかご』の存在に気づかずに、踏んでしまうこともしばしばあります。
もし、『ゆりかご』発見したらそっとよけてあげると、オトシブミのお母さんも大喜びですね♪
自然塾敷地内 2015年5月27日
泡のなる木
自然塾敷地内にある「アカガエルの池」ここにある木には雨が降った次の日、泡がなります。
この泡の正体は「モリアオガエル」の卵塊です。木登りが得意なカエルで、メスが泡をつくり
何匹ものオスが寄ってきて結婚式をあげます。
泡の中には300~800個の卵があり、泡は卵を乾燥から守ります。
ちょうど今が、たくさんの泡がみられる時期になっています。
スタッフでも数えるのが一苦労。
ぜひ、みなさんもアカガエルの池に訪れて卵が何個あるか数えるのに挑戦してみれは♪?
小田貫湿原 2015年5月27日
マムシのくさ
みなさんはマムシというヘビをご存知ですか?
田んぼや山道に現れるヘビで毒を持ちます。
体には五円玉のような模様が付いているのが特徴的。
そんなマムシの名が付いた草があるのです。
その名も「マムシグサ」。そのまんまですね…
茎を覆う皮の模様がマムシの五円玉模様に似ていることからその名前が付けられました。
そして、この草も毒を持ちます。
かじって見ると、舌に針がいくつも刺さっている感覚がします。
マムシグサを見てみたいという方はスタッフまでお気軽にお問い合わせ下さい。
田貫湖畔2015年5月27日
野鳥の楽しみ方~聞きなし~
朝は鳥達のさえずりが活発になる時間。
様々な音色が森に響き渡ります。
鳴き声がわからないと「つまらない!」と思ってしまいがちです。
ですが、鳴き声もちょっと視点を変えると面白いですよ♪
森の中を歩いていると「ホ・ト・…・ト・ギ・ス」と聞こえてきます。
この声の主は「ホトトギス」という夏鳥です。
鳴き声がホトトギスと聞こえることからその名前が付けられました。
中には、鳴き声を「東京特許許可局」「テッペンタテカケ」と人の言葉に当てはめる【ききなし】として憶える人もいます。
他にもウグイスの「ホーホケキョ」は【法華経】コジュケイという鳥の「ビィッググイ ビィッググイ」は【ちょっと来い、ちょっと来い】などがあります。
森に飛び交うたくさんの鳴き声も「わかならない!」と思ったら聞きなしで遊んでしまいましょう!
もちろん、気になる鳴き声をする鳥がいたら自然塾までお越しください。
自然塾施設内 2015年5月15日
田貫湖ふれあい自然塾敷地内には、自然体験ハウス前の芝生広場からバリアフリーの木道が広がっています。コナラ林(二次林)やスギ・ヒノキの 植林地、自然塾コテージまでを含む、およそ0.6kmの自然散策路。たくさんの野鳥や野草が見られる他、ヤマアカガエル・アズマヒキガエル・モリアオガエ ルなどが産卵する調整池もあります。また散策路の中には沢が流れており、季節がよければホタルの観察会やムササビの営巣を見ることも出来ます。
毒蛇にはご注意下さい
ぽかぽかと暖かい日が続く田貫湖。生き物たちも元気よく活動しています。
中には、人にとって危険な生き物も......
田貫湖には、2種類の毒蛇が暮らしています。
マムシとヤマカガシです。
マムシは、茶色の体に五円玉のような模様を付けています。
山道や田んぼで目にします。
ヤマカガシは目立つオレンジ色の体を持ち、水辺でカエルを狙っています。
どちらのヘビも毒を持ちますが、こちらからいたずらをしない限り滅多に噛んではきません。
ヘビを目撃したら、焦らず彼らが去るのをそっと待ちましょう。
小田貫湿原 2015年5月15日
田貫湖の北岸に広がる富士山麓唯一の湿原で、大小120以上の池が点在しています。周囲はスギ・ヒノキの植林地と雑木林に囲まれており、整備 された木道を歩いて散策することができます。ノハナショウブ、キセルアザミ、サワギキョウなど湿生の草花が数多く確認できる他、年間約50種ほどの野鳥観 察も楽しめます。さらに湿原は昆虫の宝庫でもあるため、チョウ類は72種類、トンボ類は29種類の生息が確認されています。
どんな花が咲くのでしょうか
田貫湖も色取りどりの花たちで鮮やかになっています。
そして夏に近づき、これから咲き始める花もたくさんあります。
田貫湖周辺を歩いてると、写真のような蕾を見つけました。なんとも大きい!
15センチほどの大きさがあります!これは、「ホオノキ」の蕾です
ホオノキは葉っぱも巨大。大きい物で40センチになるものをあります。
花の色は?香りは?大きさは?いったいどんな大輪の花を咲かせるのでしょうか?
開花が楽しみですね。
ホオノキの場所を知りたい方は、ぜひ自然塾までお立ち寄り下さい♪
田貫湖畔 2015年5月15日
田貫湖の湖畔を周回する歩道で、周囲は約4km。富士山の南西に位置する湖で、最大水深は8mあります。西側を天子山塊に接し、 キャンプ場の 草 地、植林地、雑木林の自然を楽しみながら歩くことができます。春には、カンヒザクラやソメイヨシノ、マメザクラなどの桜が咲き、エイザンスミレやニョイス ミレなど、様々なスミレ類も見ることが出来ます。また鳥類はカラ類、ヒヨドリ、ホオジロ、ウグイスなどが通年確認でき、水鳥も多く渡来することで有名です。
素潜り名人!
冬の間、田貫湖を賑わせてくれた水鳥たちは北の国を帰ってしまいなんだか悲しいですね。
しかし、水鳥の中にも1年中田貫湖で暮らすものもいます。それはカイツブリです。
カイツブリは潜水の名人。
30秒間潜り続け、好物の魚を探します。運
が良ければ、写真のような嘴よりも大きい魚を加えた姿を見ることもできるかも!?
田貫湖を散策する際はぜひ、湖にいる水鳥たちにも目を向けてみてはいかがでしょうか?
自然塾周辺 2015年4月15日
野生の牛、現る~カモシカ~
自然が豊かな田貫湖。
この豊かな自然の中に多くの獣たちが暮らしています。
春の暖かい朝、自然塾敷地内を歩いているとガサガサ!と音がします。
音がした方へ目をやってみると、そこにはある生き物が・・・
灰色の体に、顔を覆うまっ白なひげ、そして小さなツノ!
これは【ニホンカモシカ】です。
名前にシカとついていますが実は牛の仲間。
私達の存在に気づくと森の奥へ帰っていきました(写真も撮る隙を与えてくれませんでした)。
彼ら獣は、人を怖がりなかなかその姿を見せてはくれません。
だからこそ出会えた時の喜びは大きいものです。
ぜひ、田貫湖で生き物たちと感動的な出会いをしたら自然塾にお立ち寄り下さい。
感動はみんなわかちあうと更に喜びをますと思います。
田貫湖畔 2015年4月15日
田貫湖の湖畔を周回する歩道で、周囲は約4km。富士山の南西に位置する湖で、最大水深は8mあります。西側を天子山塊に接し、 キャンプ場の 草 地、植林地、雑木林の自然を楽しみながら歩くことができます。春には、カンヒザクラやソメイヨシノ、マメザクラなどの桜が咲き、エイザンスミレやニョイス ミレなど、様々なスミレ類も見ることが出来ます。また鳥類はカラ類、ヒヨドリ、ホオジロ、ウグイスなどが通年確認でき、水鳥も多く渡来することで有名です。
優秀なボディガード
映画やドラマで出てくるボディーガード。依頼主の命を守り、報酬をもらうお仕事ですね。
実は、自然界にもボディーガードがいます。
それは【アリ】です。では、彼らは誰を守るのでしょうか?
依頼主はカラスノエンドウというマメ科の植物です。
この紫色で小さい花を咲かせます。写真をよーく見てみるとアリたちがいるのがわかりますね。
カラスノエンドウにとっての害虫のアブラムシなどを追い払ってくれます。
その報酬としてあま~い蜜があるのです。
しかし、何も知らず見ていたらアリがただ植物に登っているだけにも見えます。
アリとカラスノエンドウの関係のように、何気なく見ている自然の中には生き物同士の生きるための戦略が隠されているます。
少し調べたりすることで今まで想像もしなかった発見があるかも知れませんね。
小田貫湿原 2015年3月29日
田貫湖の北岸に広がる富士山麓唯一の湿原で、大小120以上の池が点在しています。周囲はスギ・ヒノキの植林地と雑木林に囲まれており、整備 された木道を歩いて散策することができます。ノハナショウブ、キセルアザミ、サワギキョウなど湿生の草花が数多く確認できる他、年間約50種ほどの野鳥観 察も楽しめます。さらに湿原は昆虫の宝庫でもあるため、チョウ類は72種類、トンボ類は29種類の生息が確認されています。
サクラの見頃はいつでしょう。
パンパンに膨らんだサクラの蕾。もうじき見頃を迎えます。
フジザクラから始まりソメイヨシノ、オオシマザクラなど、田貫湖では数種類の桜を、約1ヶ月ほどの期間楽しむことができるんです。
自分好みのサクラを木を探してみては?