小田貫湿原2014年4月9日
アズマヒキガエルの卵塊
今年も田貫湖に賑やかな生き物たちがやってきました。
春先から初夏にかけて、たくさんのカエルたちが大合唱しています。
今の時期目立つのは、「アズマヒキガエル」。
大合唱のあとは一度にたくさんの卵を産みます。
湿原では水たまりとの距離が近く、
じっくり観察することができるのでお勧めです。
今にも飛び出しそうなオタマジャクシに、
思わずがんばれと声をかけてあげたくなりますね!
(2014年4月9日)
小田貫湿原2014年3月28日
その名も!日本井守
イモリ類の中で、一番北に分布するニホンイモリ。
彼らも冬は冬眠し、春に繁殖期を迎える仲間。
おなかが赤いことからついた別名はアカハライモリ。
日本でしか見られないから見れたらラッキー!!
毒があるから、触ったら手を洗ってね!!
(2014年3月28日)
小田貫湿原2014年3月15日
森の管理人
ジャージャーという声に、大きな体。名前を「カケス」と言います。
カラスの仲間で、体の一部には青くきれいな羽があるのが特徴です。
木の実や小鳥のヒナなどいろいろなものを食べますが、中でも大好物なのはドングリ。
喉の奥には数個のドングリを蓄えることができ、様々な場所に運んでは埋めていきます。
しかし忘れっぽい性格で、たくさん埋めたはいいモノのその場所を忘れてしまいがちなんです。
カケスにとっては残念な話ですが、忘れられたドングリは芽をだし成長するチャンスの到来です!
知らず知らずの間に森を育む手伝いをしているカケス。
なんだか憎めない奴ですね。
(2014年3月15日)
小田貫湿原2014年2月26日
お菓子かな?
円形をしたお菓子?!これ実はノウサギのフンです。
飴サイズぐらいで、飼ったことある人はピンとくるかもしれませんね。
夜行性の為、普段なかなか見る事が出来ないですが、痕跡は意外と見つけやすい!
雪のあとなら独特の足跡も見つけやすいです。
ちなみに時速80キロ!車と変わらないスピードの持ち主なんです!
夜見れたらラッキーですね!
(2014年2月26日)
小田貫湿原2014年2月12日
春は近いぞ!
白銀の湿原で、春の足音を感じました!写真は「サクラの花芽」です。
この時期は三寒四温といって、暑い寒いを繰り返す季節。
その温度差はサクラにとって、開花の合図になります。
サクラの木を見てみると、今か今かとぷっくら膨れる芽がたくさんついています。
春は近いぞ!っと言ってくれているようです。
(2014年2月12日)
小田貫湿原2014年1月29日
冬の落とし物に注意!
冬は生き物の気配を感じにくい季節。そんな時は「落しもの」に注目!!
彼らの日々の生き様が感じられます。写真はキツネのフン。
混じっている骨から、小さな動物を捕まえて一生懸命生きている様子がわかります。
見つけたら、想像してみよう!
(2014年1月29日)
小田貫湿原2014年1月11日
氷の世界
早朝の小田貫湿原はとても寒いです。
でもその代りに、面白い景色を見ることもできるんですよ。
写真に映っている「氷の世界」。
実はこれ、湿原の看板に出来ていた霜柱を撮影したものなんです。
生き物だけでなく風景もミクロな視点で見ていると、
色々な発見があるものです。
冬のお散歩、おススメですよー。
(2014年1月11日)
小田貫湿原2013年12月27日
赤く燃える湿原
四季がある日本に、やってくる厳しい冬。
その冬をみんな工夫して乗り越えます。
写真は小田貫湿原。赤い枯れ野原は、まるで地面が燃えているよう!!
それが春を迎えると、必ず緑が顔を出します。
1年のサイクルを忘れずに生きているのです。
(2013年12月27日)
小田貫湿原2013年12月8日
瑠璃色の羽の持ち主は?
早朝耳を澄ませていると「ジャージャァー」と、
なんとも目立つ声が聞こえてきます。
鳥の名前は「カケス」と言って、カラスの仲間です。
見た目も大きく鳩を少し小さくしたような大きさです。
そのルックスと声からは想像もできないような綺麗な羽が
落ちていました。青のグラデーションがすごくきれい!
本物を見たい人は、スタッフに声かけてくださいね!
(2013年12月8日)
小田貫湿原2013年11月28日
ちっちゃいスイカ!?
写真は「スイカズラ」のタネ。
ちっちゃいスイカみたいでかわいいんです!
別名「金銀花」と呼ばれ、花の色は白から黄色に変わります。
また花の蜜は砂糖の少ない時代の貴重な糖分にもなっていました!
葉っぱも特徴的。ぜひ探してみてくださいね!
(2013年11月28日)