田貫湖畔~3月編~
お気持ちは、よくわかります。
最近水鳥が近づいてくるようになりました。
「君たちはなぜ寄ってくるの?誰かエサを与えているのかな?」
すると目の前にパンを与える人たちが。嫌な予感は的中でした。
エサを与えると、太りすぎてしまったり、
自分でエサを取らなくなったりと、良くないことだらけ。
水鳥たちがエサを食べる姿、かわいいですよね。
共感しますが、かわいい水鳥のために、
エサを与えないでくださいね。
木道~3月編~
ひなたぼっこ
晴れた日に外にいると、
太陽って暖かいな~と思います。
そう思っているのは、虫たちも同じ。
この日は、日の当たる木の幹にアカタテハがいました。
気持ちよさそうにひなたぼっこしていますが、
周りは虫を食べる鳥だらけ。
緊張しながらひなたぼっこしていると思うと、
野生を生きることは大変ですね。
私たち人間は恵まれているな~と実感します。
小田貫湿原~2月編~
動物が多いということは...
「田貫湖の周りに、イノシシっているんですか?」
たまに聞かれる質問です。
田貫湖の周りにイノシシは、います!
見てくださいこの写真。明らかに何かが通った道のようなものがありますね。
ここは、イノシシが通った道なのです。
田貫湖周りにはタヌキやシカ、天然記念物のカモシカなど、
たくさんの動物が田貫湖周りには暮らしています。
それだけ豊かな自然が田貫湖周りには残っています。
田貫湖周りでの生き物探し、楽しんでくださいね!
田貫湖畔~2月編その2~
ホトケノザの真実
この花を咲かせた植物、ホトケノザ。
ホトケノザといえば春の七草のひとつ。それがこの植物!と、
言いたいところですが、このホトケノザは春の七草とは違います。
春の七草のホトケノザは、コオニタビラコという別の植物を指します
ややこしいですね。植物に限らず、生き物たちには
別名や地方名というものが数多く存在します。
別名にも歴史や地域ごとの文化などが隠されています。
生き物の名前、奥深い世界ですね。
自然塾敷地内~2月編~
虫たちの冬
寒く厳しい冬。足元では花が咲き始め春の装いですが、
まだまだ寒い日々が続いています。
その寒い冬を乗り超えるための様々な戦略が虫たちにはあります。
卵やサナギで乗り越える種類。成虫で乗り越える種類も。
では、このミノムシは?
ミノムシは、ガの幼虫。特にミノガの仲間たちの幼虫がミノムシです。
つまり幼虫の姿で冬を乗り越えます。
種類ごとの違いを知るとより虫たちの世界はおもしろいですね。
木道~2月編~
あともう少し!
寒い冬の間、生き物たちはどこにいるのでしょうか?
ケヤキの樹皮をよーく観察していると、
クチブトカメムシを発見!
寒そうに脚をたたんで、春を待っています。
暖かい春まであと少し。
頑張れカメムシ!
田貫湖畔~2月編~
見頃、そして食べ頃?
皆さんご存じタンポポがもう開花間近!
春になるといたる所で咲くこの植物。
実は食べられるってご存じですか?
天ぷらやおひたし、葉っぱはサラダで
食べることもできます。
中には干した根を焙煎して作られた、
タンポポコーヒーなる飲み物も!
春の風物詩を、見るだけではなく味わってみるのも
いいかもしれませんね。
木道~1月編その2~
動物探偵になろう!
森や公園に足を運んでも、なかなか動物たちには
出会えませんよね?
実際よく自然の中に足を運ぶ私たちでも
そう簡単には出会えません。
でも、動物がいた痕跡はたくさん!
例えばこのこんもりとした土。
これはモグラがトンネルを掘った時にいらない土を、
よいしょっと地上に押し出したものなのです。
他にも動物の足跡や糞など、田貫湖周りは痕跡だらけ。
探偵気分でお散歩するのも楽しいですよ。
不思議な痕跡を見つけたら、自然塾スタッフに聞いてくださいね!
田貫湖畔~1月編その2~
生きるための追いかけっこ
オオバンは水中に生えている水草を食べます。
そのためには潜って水草を採ってくる必要が
あります。寒い中潜って水草を採る、自然の
中で生きることは大変だな~と感心していたら、
水草を奪おうと追いかけっこしている2羽を発見!
水草を奪うなんてずるい!そう思う人が多いかもしれませんが、
厳しい冬を乗り越えるための一つの“戦略”かも
しれませんね。つくづく自然の厳しさを実感しました。
小田貫湿原 ~1月自然情報~
冬になると木々の葉が落ちますよね。
葉が落ちると景色が殺風景になり寂しい気持ちになってしまいがち。
でも葉が落ちるといいことが!
鳥の鳴き声がして、辺りを探すと…
いた!ルリビタキのメスがいました。
葉が落ちると、木にとまっている鳥を見つけやすくなるのです。
寒いですが、バードウォッチングにはいい季節ですよ♪