富士箱根伊豆国立公園 環境省の自然学校第1号!田貫湖ふれあい自然塾

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田貫湖畔2012年11月28日

そら飛ぶタネ!

枝にプロペラがいっぱいついている!?
実は、これはプロペラの形をしたカエデの種。

 

風によって遠くに種子を飛ばすため、このような形に進化したのです。

 

見つけたら、ちょこっと摘んで上に投げてみてください。
きっと、クルクル~っと羽を回しながら落ちていきますよ♪

 

地面に着地できたら大成功。来年の春には芽が出ているかもしれません。

ぜひお試しください!(2012年11月28日)

田貫湖畔2012年11月10日

生き物のつながり

ムラサキ色の実をつける、その名も「ムラサキシキブ」。
実もきれいですが、名前も洒落ていてステキな木ですね。

 

よーく写真を見ると、枝の部分にアリがたくさん寄ってきています。
実を食べるでもなく、何をしているのか観察してみると・・・

 

アリの先にはアブラムシが!

 

実はアブラムシ、アリに外敵から身を持ってもらう代わりに、
アリが近づくと蜜をあげるといった、共生関係にあるんです。

 

写真はまさにその瞬間。

 

みなさんの周りの身近なところでも、
生き物たちの色んなドラマが見られるかもしれませんよ。
(2012年11月10日)

田貫湖畔2012年10月30日

ちょんまげ集団!!

田貫湖にやってきた!
金色の目をしたちょんまげ集団(笑)

 

名前は「キンクロハジロ」と言います。
羽が白いのがオス、茶色はメスです。

 

彼らが来たという事は、もう冬がやってきたということ!
水鳥や冬鳥は、これからどんどん増えてきますよ。

 

潜る格好、求愛する様子、じゃれ合う姿などなど。
ぜひ双眼鏡をのぞいてじっくり見て見てください!(2012年10月30日)

 
※双眼鏡は無料で貸し出ししております

田貫湖畔2012年10月12日

水鳥がやってきました!

涼しく過ごしやすい秋がやってきました。最近では、朝晩がかなり冷え込むこともしばしば。

そして、もうすぐ冬がやってきますね。

 

冬と言えば、田貫湖に毎年やってくる彼らが、今年も姿を見せてくれています。

オオバンやキンクロハジロ、ヒドリガモなどなど。

 

これから湖畔は水鳥の季節です。

今年はどんな水鳥たちが、湖に遊びに来てくれるのでしょうか。

 

みなさま、お楽しみに!

(2012年10月12日)

田貫湖畔2012年9月28日

したたかな戦略家!?

 

口を大きくあけたように咲いているのは「キバナアキギリ」。
花の中にある蜜で虫を誘って、夢中になっている隙に花粉をくっつけます。

 

虫が花の奥へと進めば進むほど、花粉の付いた約(やく)が上から降りてくる
仕組みになっています。

 

甘い蜜には巧妙なトラップが仕掛けられているんですね。

薄い黄色で穏やかな印象をうける花ですが、
生きるためにしたたかな戦略を持っています。

 

みなさんも甘い罠にはご注意を!(2012年9月28日)

田貫湖畔2012年9月12日

紅白のミズヒキ

写真は、黒と赤のコントラストが綺麗な、「ミズヒキ」という植物。

名前の由来は、花の様子を紅白の水引にたとえて、その名がつきました。


花が閉じているところは、よく見かけるのですが、

開いているところはなかなか見れず・・・。


ちなみにミズヒキは、タデ科という植物の仲間。

日本人がよく食べる蕎麦とは、すごく近い仲間なんです。


よーく見て、花が開いてたらラッキー!

きっと目立つと思うので、探してみてくださいね!

(2012年9月12日)

田貫湖畔2012年8月31日

富士山シーズン到来!!

 

調査をしていると、湖畔越しにきれいな富士山を見ることができました!


夏は空気が熱せられて上昇します。

すると、それが雲となり、午後は冨士山をかくしてしまうことがほとんど。

 

それが秋になると、見える日が少し増えます。

そして、雪帽子をかぶった姿も少しずつ登場しますよ!!!

 

一回りも二回りも大きく見える富士山を、みなさまお楽しみに~♪

(2012年8月31日)

田貫湖畔2012年8月9日

老若男女に大人気!?


湿原を彩っていた「クサレダマ」が咲き終わったと思ったら、

今度は「キンミズヒキ」が沢山咲いていました。

 

きれいな黄色の花で、名前もなんだかオシャレ。

好きな人も多いのではないでしょうか?

 

花は冬になれば、動物や人によくくっつく実になります。

子どもの頃、よく投げて遊んだ人も多いのでは?

 

夏は大人に、冬は子どもに人気の花が、今湖畔でも湿原でも咲いていますよ。

ぜひこの時期に見に来てくださいね。

(2012年8月9日)

田貫湖畔2012年6月24日

オオヤマトンボの羽化

 

 誰でも夏になれば、一度はセミの抜け殻を
見つけたことがあるのではないでしょうか?

 

ではトンボ(ヤゴ)の抜け殻は、見たことありますか?
写真は「オオヤマトンボ」のヤゴが羽化する瞬間を捉えたもの。
中でも水辺からすごく離れた場所で羽化する田貫湖のオオヤマトンボです。

 

考えてみてください。
今まで住んでいた水の中から、大人になるために外の世界へ出かけていく気持ち。
それは、ヤゴにとって大冒険だと思うのです。

 

この時期湖畔を歩くと、森の縁にヤゴの抜け殻がたくさん見られます。
ぜひヤゴの抜け殻探しをしてみてください。

一度見つけることができると、病み付きになること間違いなしですよ♪
(2012.6.24)

田貫湖畔2012年5月25日

「クモの巣にぶらさがった松の葉っぱ。実は…」

最初はクモの巣に松葉が引っかかっていると思いました。

でも、何の気なしに触ってみたらなんと動き出したのです。

 

「えー!!」

 

これじつは、オナガグモというクモの仲間。
擬態して、近づいたクモを食べるという変わりもの。

 

粘り気のある糸をカウボーイのように後あしで投げて
獲物をからめ取り、噛みついてとどめを刺すそうです。

 

ただただ、ビックリ!な生き物発見でした。
みなさんもぜひ、探して見て下さいねー!!

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