自然塾周辺 2015年2月27日
あの季節がやってきた...
春が近づいてきましてね。鳥のさえずり、花が咲いた、緑が増えた
などなど春を感じる瞬間が人それぞれあると思います。
中には「はーくしょん!」とスギの花粉で春の訪れを感じる人がいるのではないでしょうか?
写真はその花粉を飛ばす元、スギの雄花です。これで花が咲いているんですね~。
そしてとっても地味です。風で飛ばすスギは、昆虫たちを呼ぶために着飾る必要がないんですね!
小田貫湿原 2015年2月27日
田貫湖の北岸に広がる富士山麓唯一の湿原で、大小120以上の池が点在しています。周囲はスギ・ヒノキの植林地と雑木林に囲まれており、整備 された木道を歩いて散策することができます。ノハナショウブ、キセルアザミ、サワギキョウなど湿生の草花が数多く確認できる他、年間約50種ほどの野鳥観 察も楽しめます。さらに湿原は昆虫の宝庫でもあるため、チョウ類は72種類、トンボ類は29種類の生息が確認されています。
自然の中のゼリー
池の中に透明なゼリーを発見!。これは、ヤマアカガエルの卵です。
このカエルは1000~1900個と、大量に卵を産むので1箇所で見つけると周りでも発見できます。
そして卵の中をよく見てみると中に黒い点があります。この黒い点がオタマジャクシに時間をかけて成長していきます。
しかし、試練もたくさん。水が干上がったり、動物に食べられてしまうとそこで生命が途絶えてしまいます。
さぁ、果たして何個の卵がオタマジャクシになれるのでしょうか?
もし、みなさんが卵を見つけたらそっと見守ってあげてくださいね。
田貫湖畔 2015年2月27日
カモさん! また会う日まで。
冬の間、田貫湖を賑わせてくれたカモたち。
彼らは春の訪れと共に、北の国へ旅立ちます。
数千キロという長い旅路を命がけで旅をします。
次の冬に再開を果たすことはできるのでしょうか?
日本を離れる前に「また会おうね!」と彼らのお見送りをしてみては?