富士箱根伊豆国立公園 環境省の自然学校第1号!田貫湖ふれあい自然塾

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小田貫湿原2012年8月9日

ジネンジョ発見!!

 

湿原にだって、意外な山菜があるんです。

写真は、「ヤマノイモ」の花。

 

ジネンジョと聞けば、ピンと来る人も多いですよね!

良く売られている「ナガイモ」は中国が原産の別物。

 

ジネンジョの方が、粘りが強く、おいしいんだとか。

でもなかなか売っているところはないので、自分で掘り当てるしか食べる手段がありません。
花は意外とかわいくて目立つので、この時期目星をつけとくのもありかもしれませんね。

 

でもみなさん、くれぐれも採り間違いや、採る場所には注意してくださいね。

(2012年8月9日)

小田貫湿原2012年7月25日

湿原は今が旬!!

 

この時期の湿原には、大きくて目立った花をつけるものが多いですが、
中でもひときわ目立って咲くのが、「コオニユリ」です。

 

大きな花にきれいなオレンジ色。
これは決して人間を誘うためではなく、チョウを誘うためのもの。

 

花から突出したおしべの先端には、花粉がびっしり。
しかも先端に少し触れただけで、くるくると回転しだします。

 

チョウがやってきて、ひとたび触れれば、体中に花粉がくっつく仕組みになっています。
みなさんもユリの花粉が服について困った覚えありませんか?

 

チョウとの知恵比べの見につけた技なんですね。
みなさんもぜひおしべに触ってみてください!

(2012.7.25)

小田貫湿原2012年6月28日

今が旬!

 

まだまだ梅雨のジメジメした日が続いていますが、
小田貫湿原には、夏を代表する花がチラホラでてきました。

 

写真は「ノハナショウブ」。
アヤメの仲間で、りっぱな花をつけるこの植物は、
栄養がたくさんあるところでないと育ちません。

 

これだけ目立つ花をつけていも、有毒なので動物達には人気がなく、
夏になれば群生して、見事に咲く姿を見ることが出来ます。

 

他にもチダケサシ、クサレダマ、オカトラノオなど、
小田貫湿原の花たちはこれからが旬!

みなさま是非遊びに来てください!
(2012.6.28)

小田貫湿原2012年6月13日

白い泡、たくさんあらわる!

今年もやってきました。白い泡の塊が木の上に登場する季節です。
これはモリアオガエルというカエルの卵。
森に棲んでいる彼らが湿原にやってきて愛を育んだ結果です。

もちろん、みなさんご存じの通り、子どもはオタマジャクシで
水の中で育ちます。
なので、下に水にあるところにちゃんと産むのです。

小田貫湿原はあまり木がないので、写真のように草むらにも
産んじゃいます。

新緑が美しく、様々な鳥のさえずりが心地いい季節になってきました。
さわやかな風に吹かれて、湿原のお散歩などいかがですか?
(2012年6月13日)

 

小田貫湿原2012年5月25日

「ツツジ選手交代!」

ツツジは春の花として、人々の目を楽しませてくれますが、
いわゆるサツキのような形をしているアシタカツツジや
ヤマツツジはそろそろ終わり。選手交代です。

 

写真は「サラサドウダン」というツツジの仲間。
「えっ!ツツジなの?」思わず聞いてしまうぐらい、
似つかない形をしています。

 

なんででしょうね?

小田貫湿原2012年5月16日

とぶ棒!?シオヤトンボが見れます!


トンボは夏から秋にかけて出てくるものだと思っている、あなた。

実はトンボは早くから大人になって活動しています。

写真はシオヤトンボ。


「とぶ棒」が「トンボ」になったと言われ、後ろに引かず前に勇ましくまっしぐらに飛ぶ様は「勝ち虫」と呼ばれて、戦国時代の武将の兜や鎧、着物や印籠の紋章としても使われました。


トンボを見つけたら、あなたの「勝ち」もやってくるかも??

(2012年5月16日)

小田貫湿原2012年4月28日

スミレの次男坊!?

 

湖畔や木道に比べて、少し開花の遅れている小田貫湿原。

賑やかになるまでもう少しといったところですが、足元を見ると意外と咲いている花があります。

 

写真は「ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)」という植物。

スミレのことを「太郎坊」と呼んだのに対してつけられた名前だそうです。

昔の人の言葉遊びを垣間見ることができる、春の代表的な植物ですね♪

(2012年4月28日)

小田貫湿原2012年4月10日

シジュウカラのさえずり!

 

春は多くの生き物にとって、命を宿す大切な季節。

きっとこの時期、沢山の鳥の声が聞こえてくるはずです。

 

では、鳥はなんていって鳴いているんでしょうか?

喧嘩しているのか?はたまたお腹がすいているのか?

 

実は、ラブソングを歌っているんです♪

春の鳥の多くは「さえずり」なんて言い方をしますが、

オスが好きなメスに必死でアピールして鳴いているんですね。

人間のオスも見習いたいところです。

 

みなさんも、足を止めて鳥達の恋の行方を見てみてはいかがでしょうか?

(2012年4月10日)

小田貫湿原2012年3月25日

ヤマアカガエルの卵塊!

 

冬眠から目覚めたヤマアカガエルの痕跡を発見しました!ヤマアカガエルは、1度になんと1000個もの卵を水中に産み付けます。写真は、卵の塊(卵塊)から、おたまじゃくしが出てきた様子。

 

産んだ当人はというと、冬眠目覚め、水中に卵を産むと、再び冬眠してしまいます。

 

時には子どもから目を離すのも、親の愛情なのでしょうか?おたまじゃくしが大きくなる頃には、きっと他のカエルたちも顔を出してくれるでしょう!カエルの合唱が聞けるのが楽しみですね♪

(2012年3月25日)

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